銀歯ではなく白い被せ物にしたい(ジルコニアインレー)30代女性

症例

 
上記症例
３０代女性の方です。
主訴：奥歯が黒くかけているのが気になる。

現状

術前の画像がなくて申し訳ありません。
初診は大きな虫歯で歯が欠けていました。歯の中に白い材料がありツギハギ感があるところがありますがそこが大きな虫歯になっていたところです歯の神経は大丈夫でした。虫歯をしっかり除去したあとの画像になります。見てわかる通りこれだけ大きく歯が欠損している場合は基本的には型取りをして被せ物をいれる治療が基本になります。

治療方針
見てわかる通りこれだけ大きく歯が欠損している場合は基本的には型取りをして被せ物をいれる治療が基本になります。そこで保険診療内で治療する場合は銀歯またはＣＡＤ/ＣＡＭインレー(白いプラスチック)の2択になります。しかしＣＡＤ/ＣＡＭインレー(白いプラスチック)は名前の通り見た目はいいですがプラスチックのため適合性耐久性が悪くいつ壊れてもおかしくない材料となります。それに対し銀歯は見た目こそ悪いですが耐久性適合性に優れているため長持ちします。年齢的にも若いためこれから何十年と歯を使っていくのであれば極力トラブルが少ないほうがよいため保険診療で治療するなら銀歯一択となることをお話しましたが、金属をどうしても入れたくないとのことでしたので、自由診療になりますがセラミックの被せ物の治療を提案しました。セラミックにはジルコニアとe-max(通常のセラミック)の2種類がありますが今回は力が最もかかる歯のためジルコニアを選択しました。

治療期間
被せ物だけでみるとおよそ１か月間程度です。治療回数２～回くらい
①診査診断
②虫歯を除去し歯の周りの汚れをとるクリーニング(歯石取り)
③型取り
④被せ物をして完成


結果

ジルコニアインレーは耐久性にとても優れていますがやや透明性に劣りますため天然の歯と完璧に同じ色合いにするのは難しいですが、実際奥歯の位置であればほぼ詰め物をしている感じはわかりません。実際に鏡でみてもらい大変満足していただきました。


費用
処置自体は難しくありませんが保険診療適応外の処置のため自由診療となります。
ジルコニアインレー８８，０００円(税込)

 

治療におけるメリットデメリット
メリット：見た目もよく耐久性に優れています。セラミックのため汚れが非常につきにくく虫歯などになりづらいです。

デメリット：自由診療のため費用が高額になります。e-max(通常のセラミック)に比べると見た目がやや劣ります。
 

虫歯で歯が崩れてしまって白い被せ物を検討の方はお気軽にご相談お願い致します。


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